なんでも暴力で解決する小学校低学年が穏やかに問題を解決し、感情をコントロールできる!!
パパ・ママのお子さんがなんでも
暴力で解決することがないように
①暴力を無視する
②何事も褒めよう
この二つを徹底してみてください。
子どもが自分に都合が悪くなれば
暴力で解決してしまう・・・。
先生や友達に暴力をふるって
いないだろうか・・・。
お子さんでなにかあると暴力で
物事をおさめようとしていませんか?
しばらくすればなくなるだろうと
パパ・ママが我慢しているとその後
とりかえしがつかなくなるような
ことがあるかもしれません。
しかし、子どもの暴力は気持ちを
訴える一つのコミュニケーションです。
壁を壊してしまうやんちゃっ子でも
あることを継続していくことで
手を出す前に口から感情や気持ちを
話すことができるようになります。
なんでも暴力で解決することが
ないようにするためにパパ・ママが
できることを解説していきます。
なぜ暴力をするのか
みなさんは、なぜお子さんが暴力を
ふるうのか考えたことはありますか?
私がいる施設では、壁の一部が壊れたり、
お友達とのトラブルでスタッフに
八つ当たりで叩いたり蹴ってしまうと
いうことがあります。
小さい子どもでしたら止めることも
たやすいですがある程度成長した
小学6年生の子が友達に対して
怒りだしたら大惨事になります。
力が強く、本気になった子どもを
止めることは簡単ではありません。
扉を半壊させてしまったときは
かなり雰囲気が悪くなって
居たたまれない状況に
なったりします。
最近では、マスクをしていますので
そのマスクを引きちぎって反応を
おもしろがる子もいたりします。
なぜこのような暴力が起こるの
でしょうかみていきましょう。
その子の特性によって違ってくるので、
ズバリこれが理由と断言することは
できません。
ですが、お子さんの暴力に共通する
理由は存在します。
暴力行為だと気付かない
障がいを抱えている子どもは、
自分に嫌なことがあるとパニックを
起こしてしまうことがよくあります。
パニックを起こしているときは、
なんとか抑えようとしているのですが、
自分がどういった行動をとっているか
気付くことが難しいです。
その場合に、子どもがパニックを
起こしているということを受け入れて
もらえずに暴力と判断されることが
あります。
気持ちを上手に表現できない
私たちも経験をしたことは一度あるかと
思いますが、自分の想いや気持ちが
伝わらないことでイライラしてしまう
ことってありませんか?
もどかしい気持ちで悲しくなることも
あるかと思います。
発達に障がいを抱えている子どもは、
自分の気持ちを人に伝えるということが
非常に難しいです。
ですので、常にもどかしい気持ちを抱え、
本人にとってつらい生活をしていることも
あります。
そのイライラや悲しさ、怒りが積み重なると
暴力で相手に伝えるという選択を無意識に
してしまいます。
ここでわかっていてほしいことは、
決して暴力をしたいわけではなく、
お子さんのSOSで、意地悪で暴力を
しているわけではないということです。
例えば、ある日に無意識に暴力をして
解決した出来事があったとしましょう。
そのとき子どもは、
「こうしたら解決することができるんだ」
と誤学習をしてしまいます。
この出来事がきっかけで暴力で物事を
解決するようになっていきます。
お子さんの問題でそれで
解決してしまったら、パパ・ママは
標的の的になるでしょう・・・。
こうして子どもがなんでも暴力で解決
することがないように
パパ・ママができることを
みていきましょう。
暴力を無視する
パパ・ママのお子さんがなんでも
暴力で解決することがないように
①暴力を無視する
②何事も褒めよう
この二つを徹底してみてください。
まず、①暴力を無視するというのは
暴力をするお子さんの周りにあるものを
片づけていくことです。
例えば、はさみや暴力の延長になるような
ものをできるだけ遠ざけてそのときだけ
お子さんを放っておいてみてください。
放っておくというのは、決して目を背ける
ことではありません。
被害が被ってこない距離感で見守っていて
ください。
ケガをさせてはもともこうもないので
じっと見ていてあげてください。
そしてある程度落ち着いたらたくさん
褒めてください。
「よく自分一人で落ち着くことができたね」
「とってもうれしいよ」
から始まり、その後のできた行動で
「できていること」を
限りなく褒めてください。
お子さんも暴力でパニックになった
後では我に返って罪悪感にとらわれて
自己嫌悪に陥ってしまうことも
あります。
少しずつでいいので
自分を許す
自己肯定感を積み上げる
といった促しをしてみてください。
話を聞いて欲しそうな感じだったら
そのときは話しを聞いてあげて
目一杯褒めてあがてくださいね!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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