LD子育てフリスク

このブログはLDのお子さんで普通学級に進学させるための初歩的な勉強方法を発信するブログです。

集中できない小学校低学年が落ち着いて物事に取り組めるたった一つの方法

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なかなかお子さんが落ち着くことが

できずにいたら、

 

 

家庭の中でどこか待機場所

つくってみてください。

 

 

子どもがいすに座ってられない・・・。

 

 

苦手なことにはなにも手をつけられない・・・。

 

 

お子さんにこのような特徴が

見られていませんか?

 

 

周りと比べると何かちょっと違うと

感じたり、うまくいかないことが多く、

 

 

なんとなく生きづらかったりすると

思っている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

その原因は子どもになんらかの

障がいを抱えている可能性が

あります。

 

 

ですが、子どもの特性を理解し、

抱えている困難をフォローアップ

していくことにより、

 

 

徐々に本人の意識が芽生え、

集中して物事に取り組むことが

できるようになっていきます。

 

 

集中できない子どもの特徴や少しでも

授業に取り組めるようにできることを

解説していきます。

 

 

集中できない子どもの特徴

 

集中できない子どもの特徴を

みていきましょう。

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落ち着きがなく注意を持続することが難しい、または困難である

 

子どもの場合は

映画館などの静かな場面でも

落ち着きがなく、つい騒いでしまいます。

 

 

お出かけしていても何か気になるものを

見つけるとそちらへ走り出して

しまったりなど、非常に落ち着きの

ない行動を取ります。

 

 

授業中などの急に席を立って

歩くのもこれにあたります。

 

気が散りやすい、集中力が続かない

 

与えられた課題に対して、取り組んでいる

途中で別のことについ手を出してしまう

ケースです。

 

 

勉強中に、突然絵を描き始めて、

勉強が全く手つかずの状態に

なったりすることがあります。

 

 

そこから声をかけて勉強の方へシフト

させるのはなかなか難しいですね。

 

失くし物や忘れ物をしやすい

 

日常的によく使用するものを

忘れてしまうことや

失くしてしまうことがよくあります。

 

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今しなければならないことを

記憶しておくことが難しいです。

(ワーキングメモリの発達の遅れ)

 

 

新しい刺激のほうに神経が行って、

結局本来やらなければならなかったことを

忘れてしまうというものです。

 

 

子どもであれば、宿題などを

忘れてしまったり、学校で使う用品を

すぐ失くしてしまったりなどが

よく見られます。

 

ルールを守ることが難しい

 

物事の一般的なルールを守ることが

困難な場合です。

 

 

特に順番を待つというのが苦手な方が多く、

そのまま割り込みしてしまうケースが

見られます。

 

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また、先生の指示なども周りに合わせて

行動することができず、単独行動で別のことを

してしまい、我慢することができない状態です。

 

 

ルールを守ろうと思っても衝動的に

行動してしまうようになります。

 

 

指示は理解できても、従うことが難しい

 

 

例えば、静かにしていなければいけない場面で、

先生などに静かにするように指示を受けても

従うことができずに話し続けてしまうなどの

ケースが見られます。

 

 

また、こちらを向くようにと

指示があっても、

一人だけ違う方向を向いてしまうなど

ということもあります。

 

 

これは聞こえていないわけではなく、

本人にとっての優先順位が指示よりも

上回っていることがあります。

 

 

それぞれの特徴がいくつか当てはまっていると

すれば、何らかの障害を抱えている

可能性があります。

 

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ADHD/LDとは

 

上記の特徴を複数当てはまっているとしたら

何らかの障害を抱えている可能性があります。

 

ADHD(注意欠陥」・多動性障害)

 

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ついてみていきましょう。

 

 

定義としては以下になります。

ADHDとは、年齢あるいは発達に

不釣り合いな注意力、及び/又は

衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、

社会的な活動や学業の機能に支障を

きたすものである。

 

 

また、7歳以前に現れ、その状態が

継続し、中枢神経系に何らかの要因による

機能不全があると推定される。

【出典 文部科学省

 

 

成長とともに状態が変化することもあり、

例えば大人になってその特徴が自然と

目立たなくなることがあります。

 

 

また、成長に伴って、本人が状況に

対処する「コツ」のようなものを

身につけることで、その特徴が

目立たなくなることもあります。

 

 

しかし、その場合も特徴そのものが、

全てなくなるということではありません。

 

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LD(学習障害)

 

LD(学習障害)の定義としては

以下になります。

学習障害とは、基本的には全般的な

知的発達に遅れはないが、聞く、話す、

読む、書く、計算する又は

推論する能力のうち特定のものの習得と

使用に著しい困難を示す様々な状態を

指すものである。

 

 

学習障害は、その原因として、

中枢神経系に何らかの機能障害があると

推定されるが、視覚障害聴覚障害

知的障害、情緒障害などの障害や、

環境的な要因が直接の原因と

なるものではない。

【出典 文部科学省

 

 

これらが原因で、授業に取り組むことが

できない可能性があります。

 

 

授業を少しでも取り組めることができたら

落ち着いて行動ができるように

なったらうれしいですよね?

 

 

授業に取り組めるためにパパ・ママが

できることはなにかみていきましょう。

 

待機場所をつくる

 

家庭の中でどこか待機場所

つくってみてください。

 

 

この待機場所というのは、

その空間にお子さん一人しかいない状況に

あたる場所になります。

 

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なかなか集中できない子は、

目が離せないことを前提で

パパ・ママや誰かが一緒にいる

時間が他の子どもと比べて多いです。

 

 

ですので、必然的に一人で考える

という場面が少ないです。

 

 

勉強をして集中できなくなったら、

一人でいることができる待機場所で

考える時間を設けてみましょう。

 

 

待機場所をつくるポイントは

待機場所をつくった意味を

ちゃんと理解させること

 

部屋、場所にはなにもおかないこと

 

決して閉じ込めないこと

 

 

これら3点になります。

 

 

理解することで自分で今は

 

 

「落ち着いていないからいったん

落ち着こうとパパ・ママも思っているんだ」

 

 

とお子さんが理解出来たらOKです。

 

 

そして今やるべきことはなにか、

優しく教えてあげてください。

 

 

待機場所でなにもおかないのは

目にはいる情報をいったん

すべて削除するためです。

 

 

そして決して閉じ込めず、出ようとする

お子さんには今後どうするか、

何をするべきか、

 

 

落ち着くことができたのか

本人の言葉で聞いてみましょう。

 

 

そして、何かを集中して達成出来たら

本人が少し引くくらいでもいいので

目一杯褒めてあげてくださいね!

 

 

 

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

 

このブログが読者みなさんのヒントや手助けになれたらと思います( *´艸`)

 

 

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お悩みや愚痴は一人で抱え込まず、皆さまが志を同じにして解決していけたらと考えています。今後ともよろしくお願いいたします!!

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