LD子育てフリスク

このブログはLDのお子さんで普通学級に進学させるための初歩的な勉強方法を発信するブログです。

黒板の内容をノートに書き写せない小学校低学年でも授業の内容を覚える!!

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お子さんがどうしてもノートに

書き写すのが難しいのであれば、

 

 

書き写せなくっていいじゃない

 

 

くらいの考えでパパ・ママは

理解してください。

 

 

子どものノートが真っ白・・・。

 

 

ちゃんと授業を受けているのかな・・・?

 

 

お子さんのノートがほとんどなにも

書いていなくて授業をちゃんと

受けているのかどうか不安に

思った経験はありませんか?

 

 

お子さんは一生懸命授業を聞いて

黒板の内容を覚えようと

ノートに写そうと頑張っているはずです。

 

 

しかし、

 

 

先生が書いた黒板の内容を

ノートに書き写すことが難しい場合があります。

 

 

子ども本人が困っていることも・・・。

 

 

ノートに書き写すことができない子どもが

抱えている困難と、私が考える克服の仕方を

まとめてみました。

 

 

 

ノートに書き写すことができない子どもが抱えている困難

 

黒板の内容をノートに書き写すことが

できない子どもが抱えている困難とは

なんでしょうか。

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例えば私たち大人も学生の頃、

ノートに書き写すことができない経験が

あったかと思います。

 

 

「黒板の内容が多すぎる」

 

 

「次の内容を書くために今まで

 

 

書いた内容を先生が消してしまう」

 

 

そんな過去があったかと思います。

 

 

そもそもノートに書き写すという作業は

やることが多いんです。

 

 

①黒板を見る

 

 

②書いてある内容を確認する

 

 

③内容をノートに書き写す

 

 

④大事な箇所には赤ペンでアンダーラインをひく

 

 

このように複数の作業を同時に行うことになります。

 

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一目では簡単に見えますが、

とても難しい作業になります。

 

 

作業で苦手なものがあるとノートに

書き写すことが難しいことが

わかりますね。

 

 

もちろん発達に遅れのある子どもですと、

障がいの特徴や特性や環境など様々な

理由でノートを書くことが難しいと

感じてしまいます。

 

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文字への理解が困難

 

文字への理解が乏しかったり、

文字を書くことが難しい段階の

子どもの場合、

 

 

ノートに書き写す以前に、

文字を書くこと自体が難しいことが

あります。

 

ワーキングメモリが乏しい

 

距離が離れている場所の情報を

一旦記憶することをワーキングメモリ

といいます。

 

 

この力が弱いと黒板を何度も見なければ

ならなくて疲れてしまい、

時間だけが経ってしまいます。

 

視線の往復運動が苦手

 

見る焦点を遠くにある黒板と

手元のノートに移動させる

視線の往復運動の力が弱いと、

 

 

焦点を合わせているうちに、

どこを書いていたかわからなくなって

しまいます。

 

 

この力を別名で「跳躍性眼球運動」

ともいいます。

 

黒板とノートに注意力を続けることが難しい

 

視界に入ってくる情報のうち、

黒板とノート以外は無視し、

黒板とノートに注意力を

続けることが難しいと、

 

 

教室内の掲示物や周囲の

友達の動きに興味が向いてしまい、

結果集中できない、気が散りやすい状態に

なってしまいます。

 

 

これらをすべて改善することは

とても難しいです。

長期間のフォローアップ・支援が

必要になっていきます。

 

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では、このまま黒板の内容を

書くことができなくても良いのか。

 

 

非常に難しいですが

私だったら「はい」と答えます。

 

黒板の内容をノートに書き写せなくてもいいじゃない

 

なぜ、私がこう考えるというと、

 

 

ノートに書き写すことが目的ではない

 

 

からです。

 

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まず授業で黒板の内容をノートに

書き写すのはなぜかを

考えてみましょう。

 

 

それは、

 

 

授業の内容を覚えるため

インプットするため

 

 

であると考えることができます。

 

 

極端な話をしますと授業の内容を

覚えて実践で問題を解くことが

できるようになればいいのです。

 

 

そのためには、ノートに書き写すとは

別の方法でインプットできると良いと

いうことに結ぶ付けることが

できるはずです。

 

 

子どもの特性を生かして別な方法を

考えるということも一つの手段です。

 

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例えば、

 

 

授業の内容を穴埋めにする

 

 

まず実践から解かせてみる

 

 

あらかじめプリントを

用意して大事なところに線を引かせる

 

 

などがあげられます。

 

 

子どもの特性を活かせばいろんな方法が

あると思うので学校の先生に

相談してみてください。

 

 

とはいえ、この時代になっても

ノートを提出するという課題は

まだまだ学校の文化であり、

当たり前にあることです。

 

 

ノートに書き写す力も必要ですので

ケースバイケースで実践してみましょう。

 

 

そのとき重要なのは、

 

 

ポジティブなところに注目をしてお子さんに

声がけしてみましょう。

 

 

「この字はきれいだね」

「この問題よくノートで解くことができたね」

「アンダーラインをしっかり定規で引くなんて素敵だね」

 

 

このようなポジティブな言葉を日々伝えること

でも子どもは成長する生き物なので

見違えるほど変わります。

 

 

まず、「やらない」から「やろう」と

するマインドに変化します。

 

 

ぜひ、見通しを持ってポジティブな声がけ

してみてくださいね。

 

 

 

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

 

このブログが読者みなさんのヒントや手助けになれたらと思います( *´艸`)

 

 

また、筆者のプロフィールを下記URLに記載されていますのでブログと一緒に読んでいただけたらとても嬉しいです!!

 

 

読んでいただいた人には素敵なプレゼントもご用意していますので気兼ねなくご覧になってください(^^)/

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お悩みや愚痴は一人で抱え込まず、皆さまが志を同じにして解決していけたらと考えています。今後ともよろしくお願いいたします!!

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